「家族の絆と熱血教師」
ホームドラマと刑事モノの黄金期
テレビが一家に一台普及し、「家族全員でお茶の間に集まり、ひとつの画面を見る」のが当たり前だった時代。
温かな人情を描いたホームドラマや、個性的なキャラクターが活躍する刑事もの、そして体当たりの学園ドラマなど、現代のエンタメの礎を築いた名作たちを紹介します。

ありがとう (1970年〜)
あらすじと熱狂:石井ふく子プロデューサーと平岩弓枝脚本のタッグで作られ、水前寺清子と山岡久乃が演じる母娘の愛情や、下町の人間模様を温かく描いた作品。第2シリーズの最高視聴率は驚異の56.3%を記録しました。

太陽にほえろ! (1972年〜)
あらすじと熱狂:「ボス」こと藤堂係長(石原裕次郎)率いる七曲署捜査一課の刑事たちの活躍を描いた刑事ドラマの金字塔。「マカロニ」や「ジーパン」など、若手刑事のあだ名と鮮烈な純職シーンが日本中を熱狂させました。

3年B組金八先生 (1979年〜)
あらすじと熱狂:武田鉄矢演じる坂本金八が、非行やいじめ、妊娠などの中学校が抱えるリアルな問題に体当たりでぶつかる学園ドラマ。第1シリーズの「15歳の母」は当時の社会に大きな衝撃を与えました。

傷だらけの天使 (1974年)
探偵事務所の調査員として働く、修(ショーケン)と亨のコンビがさまざまな事件に巻き込まれていく姿を描いた、ハードボイルドでスタイリッシュな伝説的ドラマ。オープニングのトマトを食べるシーンはあまりにも有名です。

時間ですよ (1970年〜)
下町の銭湯「松の湯」を舞台に、そこで働く人々や常連客が織りなす人情味あふれるコメディホームドラマ。「おかみさーん、時間ですよ!」の掛け声とともに、昭和の家族の団欒を描き大ヒットしました。

探偵物語 (1979年)
ベスパに乗り、ソフト帽にサングラスという独特のスタイルの私立探偵・工藤俊作が、様々な事件をユーモアとアクション交えて解決していく伝説のドラマ。

パパと呼ばないで (1972年)
突然、姉の娘を引き取ることになった独身男性の奮闘を描くホームコメディ。石立鉄男の「おい、チー坊!」という呼びかけが社会現象に。

熱中時代 (1978年)
新米教師・北野広大が、体当たりで生徒たちに向き合う学園ドラマ。水谷豊の独特な喋り方と、純粋なキャラクターが愛されました。