「地上波の限界突破」
配信オリジナルと世界基準の幕開け
2020年代に入り、NetflixなどのVOD(動画配信サービス)がドラマの主戦場の一つとなりました。
地上波では描けない過激な題材や、映画を凌駕する巨額の予算で制作された圧倒的なスケール感。世界に向けて発信される、新たな日本のドラマの波を紹介します。

VIVANT (2023年)
あらすじと熱狂:堺雅人、阿部寛ら超豪華キャストが集結し、モンゴルでの長期ロケを敢行した壮大なアドベンチャー&スパイアクション。「別班」や「テント」などの謎が謎を呼び、社会現象レベルの熱狂と考察ブームを巻き起こしました。

silent (2022年)
あらすじと熱狂:音のない世界で再会した男女の切なくも温かいラブストーリー。見逃し配信の再生回数が歴史的な記録を樹立し、手話やロケ地に若者たちが殺到するなど大きなムーブメントになりました。

地面師たち (2024年)
あらすじと熱狂:他人の土地を所有者になりすまして売却する不動産詐欺集団「地面師」の暗躍を描くNetflixシリーズ。実際に起きた事件を彷彿とさせるスリリングな展開と、地上波では放送不可能なバイオレンスが話題を呼びました。

ブラッシュアップライフ (2023年)
平凡な女性が突然事故死し、来世を「オオアリクイ」に指定される。人間に生まれ変わるため、徳を積むべく何度も同じ人生をやり直すというタイムリープ・ヒューマンコメディ。あるあるネタが秀逸。

不適切にもほどがある! (2024年)
「昭和のダメおやじ」が、コンプライアンスでガチガチの令和の現代にタイムスリップ。昭和の荒っぽいがあたたかい価値観と、現代の人々とのギャップをミュージカル調も交えて描いた痛快コメディ。

MIU404 (2020年)
警視庁機動捜査隊(機捜)を舞台に、破天荒な伊吹と理性的な志摩のバディが、24時間というタイムリミットの中で事件を追うノンストップ「機捜」エンターテインメント。

虎に翼 (2024年)
日本初の女性弁護士であり、のちに裁判官となった三淵嘉子さんをモデルにした連続テレビ小説。激動の時代の中で、自らの道を切り開いていく女性たちを描き、熱狂的な支持を集めました。

大豆田とわ子と三人の元夫 (2021年)
バツ3の主人公が、個性豊かな3人の元夫たちに振り回されながらも日々奮闘するロマンティック・コメディ。坂元裕二の秀逸な脚本と、お洒落な映像・音楽が高く評価されました。

TOKYO MER〜走る緊急救命室〜 (2021年)
最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両で、危険な重大事故・災害・事件の救命現場に駆けつけ「死者を1人も出さない」という使命のもとに奮闘する医療チームを描く、大スケールの救命医療ドラマ。

最愛 (2021年)
現在と過去、連続殺人事件の謎が交差する緻密で切ないサスペンスラブストーリー。主題歌である宇多田ヒカルの「君に夢中」が物語の深みを一層引き立てました。

ミステリと言う勿れ (2022年)
天然パーマの大学生・久能整が、マイペースに独自の視点で語る言葉だけで、事件の謎だけでなく登場人物たちの心のもつれまで解きほぐしていく新感覚ミステリー。

エルピス —希望、あるいは災い— (2022年)
スキャンダルで失脚したアナウンサーたちが、冤罪疑惑を追う中で国家権力やメディアの闇に直面する、重厚で社会派なサスペンス。

何曜日に生まれたの (2023年)
野島伸司が久しぶりに地上波連ドラを手掛けた話題作。10年間の引きこもり生活を送っていたヒロインが、ある再会を機に動き出す物語。

エール (2020年)
作曲家・古関裕而をモデルに、音楽で人々を勇気づけようと激動の時代を駆け抜けた夫婦の絆を描く。

おかえりモネ (2021年)
宮城県気仙沼出身のヒロインが気象予報士を目指し、故郷の人々に貢献しようと奮闘する、震災後の再生を描いた物語。

カムカムエヴリバディ (2021年)
ラジオ英語講座と共に歩んだ、京都・岡山・大阪を舞台にした母娘三世代、100年の物語。

鎌倉殿の13人 (2022年)
三谷幸喜脚本。鎌倉幕府二代執権・北条義時がいかにして権力の頂点へ上り詰めたか、予測不能な展開で描く衝撃作。

どうする家康 (2023年)
古沢良太脚本。ひとりの弱き少年が、乱世の終わりを告げる天下人へと成長していく姿を現代的視点で描く。